広島のマーティー・ブラウン監督(44)ら球団幹部が16日、広島市内の護国神社を訪れ、今季の必勝祈願を行った。エース黒田、4番の新井が抜けた今季の開幕のレギュラーは全員白紙であることを強調。11年ぶりのAクラス入りへ春季キャンプでの横一線で競わせ、“サバイバルキャンプ”にする厳しい姿勢を打ち出した。
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勝負の世界にベテランも若手もない。11年ぶりのAクラス入りへ、ブラウン監督が春季キャンプで厳しさを前面に押し出す姿勢を示した。
「具体的な話は今後、やっていきたいが、入れ替えは頻繁にあると思う。1軍キャンプに入ると見たい選手がたくさん出てくると思う」。17日にスタッフ会議を行い、春季キャンプの1、2軍振り分けを行うが、あくまで目安。入れ替えを活発に行い、キャンプで動きのいい選手を優先に使っていくつもりだ。
戦力ダウンとハンディもブラウン監督は前向きにとらえている。「新井、黒田が去ったのは残念だが、新しい顔が増えたし、外国人も獲った。今は非常にワクワクしている」。即戦力左腕の篠田のほか、2年目の前田健など、エースと4番の穴を埋める若手の台頭にも期待を寄せた。
今年のキャッチフレーズは、ブラウン監督が発案した「ALL-IN」に激を加えた「ALL-IN!激!」となったが、文字どおり競争の激化を予告した。「ALL-IN、それ以上にもっと激しくです」。厳しい表情で選手らに宣戦布告。2月12日まで行われる沖縄第1次キャンプでは例年どおり、体作りの時間に充てるが、実戦形式の練習が始まる宮崎・日南第2次キャンプでは調整遅れの選手をふるい落とすなど、一切の妥協を許さないつもりだ。
競争激化を予告したブラウン監督の姿勢に若手選手は歓迎ムードだ。高校生ドラフト1巡目の安部(福岡工大城東)は「高卒は育成方針から2軍と聞いていますけど、やるからには常に上へ上へという気持ちでやっていきたい」と開幕1軍入りへ気持ちが傾き始めた。
今季は3年契約の3年目を迎えるブラウン監督。11年ぶりのAクラス入りへ参拝も入念だった。必勝祈願では、お神酒を一気に飲み干した。「アメリカにはこういう文化はないが、こういうのも楽しみの一つになった。1年が始まるということで、個人的には喜ばしいことだと思う」。下馬評を覆すためにもブラウン監督は、春季キャンプは厳しい目で選手を見つめる。
1月17日10時36分配信 デイリースポーツ
そうだよね、抜けた穴を埋めるのはバリバリの若手と新外人かもしれない。
今までのレギュラー陣も、うかうかしてはいられないね。
気をピリッと引き締めて、チーム内でも競い合うつもりで
レギュラーの座を取りに行って欲しいです。
どうもカープの選手たちは、大人しいと言うか仲良しというか、
それはそれでいいことかもしれないけど、
やっぱりいいライバルを定めてお互い切磋琢磨しながら、
技術も精神力も高めていって欲しいと思います。
赤松をはじめ他から来た選手たちに刺激を受けて頑張って欲しい。
あー早くシーズン始まらないかな。
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